2025/04/11 22:08


こんにちは、陽だまりファームです。

このたび、
「三ヶ日陽だまりファーム」の名称が正式に商標登録されました!

すでに
「陽だまりファーム」
「陽だまりみかんジュース」
については、以前より商標を取得していますが、今回新たに地域名を冠したブランドとして、「三ヶ日陽だまりファーム」が認められたことに、スタッフ一同、大きな喜びを感じています。

この記事では、「農家が商標を取る意味」や「どのように活用していけるのか」について、少しだけ掘り下げてご紹介します。


商標ってなに?

「商標」とは、
商品やサービスを他と区別するための“名前”や“ロゴ”などのこと。

農業の世界でも、「この名前で売りたい!」という想いを守るために、商標はとても大切です。
たとえば、私たちが販売している「陽だまりみかんジュース」。この名前でブランドを築いてきたからこそ、他の誰かに同じ名前を使われてしまっては困りますよね。

商標登録をしておけば、その名称は法的に保護され、ブランドを守る強力な味方になってくれます。


これまでは“産地ブランド”、これからは“農家ブランド”の時代へ

これまでの農業では、「三ヶ日みかん」「静岡のお茶」といった産地単位のブランド力が非常に大きな役割を果たしてきました。
しかし、時代は少しずつ変わりつつあります。

これからの時代は、
農家や農業法人が単体で「顔の見えるブランド」を持ち、個性や価値観を発信していくことが求められるようになっています。

「誰が、どんな想いで、どんな方法で育てたのか」
そのストーリーに共感し、ファンになってくださる方々が増えています。

そのためにも、商標を取得して、農園名や商品名をしっかり守ることはとても重要です。
地域と連携しながらも、“農家発のブランド”としての存在感を育てていくことが、これからの農業経営のカギになっていくと私たちは考えています。


商標の今後の活用について

私たちはこれまで通り、

  • 「陽だまりファーム」という農園名

  • 「陽だまりみかんジュース」などの加工品ブランド
    を軸に、ネット販売・ギフト・飲食店・地元コラボなどを展開しています。

今回の「三ヶ日陽だまりファーム」の商標登録をきっかけに、今後は

  • 地域ブランドとしての価値訴求

  • 農家単位のブランドとしての信頼性の確立

  • ふるさと納税や地域産直事業での差別化

  • 観光・体験型コンテンツとの連携

など、新たな展開も視野に入れています。


最後に

これからの農業は、「モノをつくる」だけでなく、「ブランドをつくる」ことが重要な時代です。
産地ブランドとともに、農家や法人が自らの価値を発信し、選ばれる存在になることが、これからの農業を持続可能にしていく鍵になります。

今回の商標取得は、そのための大きな一歩です。
これからも“想いの語れる農産物”を丁寧に育て、皆さんにお届けしてまいります。

引き続き、陽だまりファームをどうぞよろしくお願いいたします!