2026/01/28 22:14
先日、ニュージーランドの小売店から写真が届きました。
そこには、現地の売り場に並ぶ「陽だまりファームのみかん」の様子が写っていました。
陳列された棚や売り場の雰囲気、
現地の暮らしの中に自然と溶け込んでいるみかんの姿。
その写真を見て、
「本当にここまで来たんだな」と、静かに実感が湧いてきました。
自分たちが育てたみかんが、
海を越え、遠い国の人たちの手に届いている。
農家として、これほど嬉しい瞬間はありません。
なぜ、海外に届けたいのか
海外に挑戦すると聞くと、
理由を尋ねられることがあります。
陽だまりファームのみかんは、
これまで日本のお客様に支えられてきました。
そのことへの感謝の気持ちは、今も変わりません。
それでも海外に届けたいと思った理由は、
このみかんを、世界でも食べてもらいたい
ただ、それだけです。
日本で育まれてきたみかんの味や品質、
農家が積み重ねてきた手間や工夫を、
国や言葉を越えて知ってもらえたら嬉しい。
その想いが、今回の輸出につながっています。
写真に写っていたのは、畑の時間そのもの
届いた写真を、しばらく眺めていました。
そこに写っていたのは、
売り場に並ぶみかんだけではありません。
・畑で過ごした一年
・天候と向き合いながら考え続けた日々
・収穫のタイミングを見極める緊張感
・選果や箱詰めに向き合った時間
そうした日常の積み重ねが、
遠く離れた国の売り場につながっているように感じました。
農業は、すぐに結果が見える仕事ではありません。
だからこそ、こうした一枚の写真が、
何よりの励みになります。
世界に出ても、やることは変わらない
海外に届けるようになっても、
畑でやることは変わりません。
木を見て、
実を見て、
その年のみかんと向き合う。
日本で大切にしてきたことを、
これからも変わらず続けていくだけです。
今回のニュージーランド輸出は、
ゴールではなく、
陽だまりファームのみかんを知ってもらうための一つの通過点だと考えています。
畑から、世界の食卓へ
写真に写っていた売り場の風景は、
「みかんが国境を越える」という事実を、静かに教えてくれました。
これからも陽だまりファームは、
日本のお客様を大切にしながら、
同時に、世界にも目を向けていきます。
どこで食べても、
「おいしい」と感じてもらえるみかんを育てること。
その積み重ねが、
世界の食卓につながっていけば、
これ以上の喜びはありません。

