2026/03/06 21:55
この時期のみかん畑では、間伐(かんばつ)という作業を行っています。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、簡単に言うと木や枝を間引いて、畑の中をすっきりさせる作業です。
みかんの木は毎年少しずつ大きくなり、枝も増えていきます。そのままにしておくと、だんだん木と木の間が狭くなり、畑の中が込み合ってきます。
そうすると、日当たりや風通しが悪くなってしまうため、不要な木や枝を整理して、光や風が通りやすい環境を整えていきます。
日当たりを良くするため
みかんは、太陽の光をしっかり浴びることで甘くなります。
木が混み合っていると、どうしても枝の内側まで光が届きにくくなります。
外側の枝ばかりに光が当たり、内側の枝は弱くなってしまうこともあります。
間伐をして木と木の間に余裕を作ることで、畑全体に光が入りやすくなります。
風通しも大切です
木が密集していると、畑の中の空気がこもりやすくなります。
風通しが悪いと、湿気がたまりやすくなり、病気が出やすくなることもあります。
間伐をして空間を作ることで、風が通りやすい畑になります。
作業もしやすくなります
みかん畑では、年間を通していろいろな作業があります。
防除をしたり、草刈りをしたり、収穫をしたりと、木の間を行き来することも多いです。
木が混みすぎていると、人が通りにくくなったり、作業がやりにくくなったりします。
間伐をしておくと、畑の中での作業もしやすくなります。
この時期に行う理由
間伐は、みかんの生育が落ち着いている時期に行うことが多い作業です。
収穫が終わって畑が少し落ち着いたタイミングでもありますし、木にとっても比較的負担が少ない時期です。
また、このタイミングで畑を整えておくことで、来年に向けた木の形づくりにもつながります。
地味ですが大切な作業です
みかん作りというと、どうしても収穫のイメージが強いかもしれません。
ですが、実際の畑ではこうした管理作業がたくさんあります。
間伐もその一つで、見た目は地味ですが、畑の環境を整える大切な仕事です。
こうした日々の作業の積み重ねが、毎年のみかん作りにつながっています。🍊

