2026/04/05 22:14
春になると、ブルーベリーの花が咲き始めます。
白くて小さなその花は、とても控えめですが、やがて甘い実へと育っていく大切な始まりです。
陽だまりファームでは、柑橘類を中心に生産していますが、
実はブルーベリーも少しだけ育てています。
規模としては決して大きくありません。
むしろ「少量生産」と言えるほどの小さな取り組みです。
枯れてしまうこともある現実
ブルーベリー栽培は、決して簡単ではありません。
近年は特に、高温や干ばつの影響が大きく、
せっかく育ててきた木が枯れてしまうこともあります。
また、どうしても主力であるミカンの生産に力を注ぐ必要があり、
ブルーベリーの管理が後回しになってしまう場面もあります。
その結果、手入れが行き届かず、
状態を悪くしてしまったこともありました。
この点については、自分たちの反省すべきところだと感じています。
農薬を使わないという選択
陽だまりファームでは、
有機肥料を使い、農薬を使用せずに栽培しています。
そのため、病害虫の影響を受けやすく、
それが原因で枯れてしまうこともあります。
また、日々の作業の中でも特に大変なのが、
ミノムシ退治とケムシ取りです。
農薬を使わないため、もちろんすべて手で取ります。
地道で終わりの見えない作業ですが、放っておくと木へのダメージも大きくなります。
正直、大変な作業ではありますが、
一本一本の木を守るために欠かせない仕事です。
正直に言えば、
「農薬を使えばどれだけ楽になるだろうか」
そう思うこともあります。
それでも、できる限り自然に近い形で育てたいという想いから、
今の栽培方法を続けています。
手間がかかるからこそ、少量生産
農薬を使わない分、日々の観察や管理には手間がかかります。
一つひとつの木に向き合う時間も長くなります。
そのため、大量に作ることはできません。
陽だまりファームのブルーベリーは、
手間をかけて育てている分、少量生産となっています。
それでも続けたい理由
ありがたいことに、
陽だまりファームのブルーベリーを指定してご購入してくださるお客様がいます。
その存在が、私たちの大きな支えになっています。
それでも、陽だまりファームのブルーベリーを楽しみにしてくださるお客様がいる限り、
できる限り栽培を続けていきたいと考えています。
小さな花から生まれる実りを、これからも大切に育てていきます。

