2026/04/07 21:55
陽だまりファームのみかん畑は、山の斜面に広がる傾斜地が中心です。
すべての畑が整った条件にあるわけではなく、園地ごとに地形や日当たり、土質も異なります。
それでも、その一つひとつの畑で春の肥料散布を進めています。
傾斜地では、人の力が欠かせません
傾斜のある畑や、道幅が狭く大きな機械が入れない園地では、
スタッフが肥料を背負い、手作業で散布を行います。
使用しているのは有機肥料。
正直に言えば、少し独特のにおいがあります。
重さとにおいを背中に感じながら、足元に注意し、
斜面を上り下りしながら一樹ずつ肥料をまいていきます。
大変な作業ですが、その分、
土の状態や木の勢いを肌で感じ取れる時間でもあります。
整備された園地では、機械の力を活用
一方で、園地が整備され比較的平坦な畑では、
機械を使った肥料散布を行っています。
作業効率が上がり、
散布量も安定させやすく、
スタッフの負担軽減にもつながります。
ただし、機械が使える畑は限られており、
すべての園地で同じ方法が取れるわけではありません。
園地条件が、みかんの味をつくる
傾斜、土質、日照、風通し。
こうした園地条件の違いは、みかんの味にも影響します。
水はけのよい斜面の畑、
土が深く養分を蓄えやすい畑。
それぞれに個性があり、同じ品種でも味わいは変わってきます。
陽だまりファームでは、
「条件の良い畑だけを選ぶ」のではなく、
それぞれの園地の特性を理解し、活かすことを大切にしています。
規模が大きいからこその課題
陽だまりファームは、多くの園地でみかんを栽培しています。
そのため、畑と畑の移動が多く、
作業が非効率になる場面も少なくありません。
園地の集約ができれば理想ですが、
現実的にはまだまだ難しい状況です。
それでも、
一つひとつの畑に足を運び、
人の手と機械を使い分けながら作業を続けています。
不揃いな条件が、陽だまりファームのみかん
条件がそろっていないからこそ、
畑ごとに工夫があり、
人の判断が必要になります。
春の肥料散布は、
そんな陽だまりファームのみかんづくりを象徴する作業のひとつです。
今年も、
傾斜のある畑でも、
平坦な畑でも、
それぞれの園地に合ったやり方で、
秋の実りに向けた準備を進めていきます。

