2026/07/30 22:32
美味しいみかんづくりは、夏から始まっています
みかんの収穫時期は秋から冬にかけてですが、美味しいみかんを育てるための大切な作業は、夏の暑い時期から始まっています。
その代表的な作業が「摘果(てきか)」です。
摘果とは、みかんの木についた実の一部を摘み取り、残した果実に栄養を集中させる作業です。
一見すると、まだ小さな青いみかんを落としているため、「もったいない」と感じるかもしれません。
しかし、この作業こそが、甘く味の濃いみかんを育てるために欠かせない大切な工程なのです。
なぜ摘果をするのか?
みかんの木は、春から夏にかけてたくさんの実をつけます。
そのまま全ての実を残してしまうと、一つひとつの果実に届く栄養が分散してしまい、小さく味の薄いみかんになってしまうことがあります。
そこで、木の状態や果実の大きさ、付き方などを確認しながら、適切な量まで実を減らしていきます。
摘果によって、
・残したみかんへ栄養を集中させる
・果実を大きく育てる
・甘みやコクのあるみかんに仕上げる
・翌年の木の負担を減らす
といった効果が期待できます。
美味しいみかんは、収穫直前の努力だけでなく、こうした夏場の細かな管理によって作られています。
一つひとつの実と向き合う作業
陽だまりファームでは、スタッフがみかんの木を一本ずつ確認しながら摘果作業を行っています。
同じ畑でも、木によって実の付き方や成長具合は異なります。
そのため、単純に決められた数だけ落とすのではなく、果実の状態を見ながら判断することが大切です。
小さな実を一つ落とす判断にも、「今年、美味しいみかんを届けたい」という農家の想いが込められています。
落ちた摘果みかんにも大切な役割があります
畑に落ちている青いみかんを見ると、「捨ててしまうの?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、これは美味しいみかんを育てるために必要な作業の結果です。
選ばれた少数の果実に力を集中させることで、秋には甘く香り豊かなみかんへと成長していきます。
農業では、何かを増やすだけではなく、あえて減らすことで品質を高めることがあります。
摘果は、その代表的な作業です。
美味しい三ヶ日みかんは、日々の積み重ねから
収穫の瞬間だけを見ると、みかんは自然に実ったように感じるかもしれません。
しかし、その裏側には、一年を通した農家の管理と多くの人の手仕事があります。
夏の摘果、季節ごとの栽培管理、そして収穫。
一つひとつの作業を丁寧に積み重ねることで、皆さまに喜んでいただける美味しいみかんを育てています。
陽だまりファームでは、これからも自然の恵みに感謝しながら、安心して楽しんでいただけるみかんづくりに取り組んでいきます。

Growing Quality, One Fruit at a Time.
一つひとつの実と向き合い、
一つひとつの作業を丁寧に積み重ねる。
その積み重ねが、美味しいみかんを育てます。
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