2026/09/25 21:15
今年、一部の畑でカメムシが大量発生し、みかんが全滅してしまった場所がありました。
長雨が続いたことで思うように対策ができず、気がついたときには被害が大きく広がっていました。
カメムシに果実を吸われると、みかんの色が変わってしまったり、その後、実が落下してしまったりします。
本当に怖いのは、その被害の早さです。
前日に畑を確認したときには大丈夫だったのに、翌日にはほとんどの実が落ちている。
そんなこともあります。
一年間、大切に育ててきたみかんが、収穫を目前にしてなくなってしまう光景を見るのは、やはりつらいものです。
「もう少し早く対策できていたら……」
そう考えてしまうこともあります。
でも、落ち込んでばかりはいられません。
収穫まで、あと1ヵ月
みかんの収穫が始まるまで、残り約1ヵ月となりました。
被害を受けた畑がある一方で、収穫に向けて順調に育っているみかんもあります。
予定していたよりも、皆さまにお届けできるみかんの量は減ってしまうことになりました。
非常に残念です。
それでも、残っているみかんをしっかり守り、美味しい状態で収穫すること。
今はそこに気持ちを切り替えています。
自然を相手にするということ
農業をしていると、自分たちの力だけではどうすることもできないことがたくさんあります。
雨を止めることはできません。
虫の発生を完全にコントロールすることもできません。
天候も、自然も、私たちの思い通りにはなってくれません。
だからこそ畑の様子を見ながら、その時その時で何ができるのかを考え、できる限りのことを積み重ねていく。
自然と向き合いながら農業をするということは、きっと、そういうことなのだと思います。
うまくいく年もあれば、思うようにいかない年もあります。
悔しいこともあります。
それでも、私たちは畑に立ち続けます。
美味しいみかんをお届けするために
収穫まで、あと少しです。
今年はカメムシの被害によって、当初の予定より出荷できるみかんが少なくなってしまいました。
楽しみに待ってくださっている皆さまには申し訳ない気持ちもあります。
だからこそ、残っているみかんを大切に育てていきます。
「今年も美味しいね」
そう言っていただけるみかんを、一つでも多くお届けできるように。
最後まで気を抜かず、畑と向き合いながら栽培管理を続けていきたいと思います。
自然を相手にする農業は、思い通りにならないことの連続です。
それでも、収穫を楽しみにしてくださる方がいる。
そのことを励みに、あと1ヵ月、頑張ります。

